西プラネット:技術:不良対策情報:熱硬化性材料の成形不良の原因と対策:種類別注意事項:エポキシ樹脂の成形上の注意点及び対策:一般社団法人西日本プラスチック製品工業協会

不良対策情報:熱硬化性材料の成形不良の原因と対策

種類別注意事項

エポキシ樹脂の成形上の注意点及び対策

成形機 高速充てん、成形圧力はフェノール樹脂よりやや低く、100〜200kg/cm2程度が適当とされている。
金型 温度は150〜160℃が適温。クロムメッキをする。
材料 硬化が速く流動性がよいので、金型に材料を装入したらすみやかに加圧する。
エポキシ樹脂は一般に接着性のよい利点があるが、これが成形時に離型性を悪くする原因となる。
したがって、金型温度の適正化が必要で、高過ぎても離型が悪くなる。
熱剛性がやや低いので金型から取り出す時に変形に注意。
ガス抜きは必要ない。
硬化特性と離型性があまりよくない。